Leica HxMap 高性能マルチセンサー・ワークフロー

従来の用途だけでなく、ナビゲーションや位置情報の提供など新たな用途でも最新の地理空間情報に対するニーズが高まっているため、より短時間でより広範囲なエリアの最新情報を迅速に更新する、データ処理の新たなアプローチが求められています。No. 1になるために、世界で最も効率的な航空測量センサーは依然として効率的かつ高速のデータ処理のワークフローに依存しています。

高性能な統合型のマルチセンサー・ワークフロー・プラットフォームであるHxMapの登場により、市場待望の高速で直感的かつ効率的な後処理プラットフォームを当社より提供できるようになりました。これにより、全ての主要な種類のデータを成果物として、たった1つのインターフェースから作成できるようになります。

• 作業時間とコストの削減
  たった1つのユーザーインターフェースから、主要な種類のエアボーン・データを全て生成するため、ソフトウェア間のデータ転送に時間をかける必要がなくなり、作業ワークフローがシンプルになります。
• 卓越したデータ処理能力
  業界最速のデータスループットを使用し、たった１つの後処理インターフェイスから大容量のデータをより効率的に処理します。
• 多様なニーズにきめ細かく対応　
  必要に応じてソフトウェアライセンスを追加することで、ニーズに合わせて柔軟性の高いモジュール式プラットフォームをカスタマイズし、独自の後処理ワークフローを作成できます。

航空測量センサー共通の後処理プラットフォーム Leica HxMap では、お客様のニーズに合わせて以下のモジュールを提供しています。

• HxMap Enabler: Enabler
• HxMap Provider: Ingest, Raw QC, Workflow Manager, Point Cloud Generator, Projection Engine
• HxMap Core Image: APM, Aerial Triangulation, Infocloud, Ortho Generator
• HxMap Core LiDAR: AutoCalibration, Registration, Colour Encoding, Data Metrics, LiDAR QC
• HxMap 3D Modeller: City Modeller, Texture Mapper, 3D Editor, Building Finder

HxMap の操作機能
Leica HxMapは、共通の処理ワークフローに沿って直感的に操作できます。データのダウンロードから生QC、データ取得と、最終的な成果物の生成までの全ての工程がこれ1つで。インプットしたデータに応じて航空三角測量、ラジオメトリック補正やLiDARからの点群データの合成などのステップも追加可能です。

さらに,HxMapは3 dの都市モデルだけでなく参照画像やオルソ画的像、情報クラウド、点群など、数多くのデータ成果物をワンボタンで生成できます。

これらの機能は大規模な斜めからの画像プロジェクトや、国全土に亘るオルソ画像から、小規模な土木工事プロジェクト用のLiDARマッピングまで、様々な用途に適したソリューションを提供します。

データ取得＋データ処理＝エアボーン・リアリティー・キャプチャ
データ取得と後処理ワークフローを統合することで効率化を最大限図りました。HxMap はどの種類のセンサーでも使えます。柔軟なデータ生成を可能にするために、Leica RealCity、Leica RealWorld、Leica RealTerrain の3つのハードウェアには、スケーラブルで特定用途に特化したソフトウェアモジュールがバンドルされています。

RealCity は、スマートシティや3Dの都市モデル化機能をサポートしています。RealWorld は Leica RCD30 や Leica DMCIII の、広範囲なエリアの2D画像プロジェクト用に設計されており、Leica RealTerrain は LiDARマッピング用にとても適しています。HxMap を最大限に活用するためには、すべてのハイブリッドセンサーに Core Image と Core LiDAR の両方のモジュールを含めることを強くお勧めします。

より詳しい情報やデモの要望はライカジオシステムズの担当者までお問い合わせください